夏の朝、行田市で古代蓮の神秘に触れる
いよいよ夏本番!夏といえば、やはり蓮の花ですよね。先日、私は埼玉県行田市にある古代蓮の里へ行ってきました。
まだ夜も明けきらぬ午前4時。眠い目をこすりながら家を出発し、たどり着いた古代蓮の里には、早起きした甲斐があったと思えるほどの素晴らしい光景が広がっていました。
早朝にしか出会えない蓮の美しさ
蓮の花は、早朝にその美しさを最大限に開花させます。夜明けとともにゆっくりと花びらを広げ、太陽の光を浴びて輝く姿は、まさに神々しいの一言。あたり一面に広がる蓮池は、朝露をまとい、ひんやりとした空気の中に凛とした美しさをたたえていました。
行田市のシンボル「古代蓮」
ここ行田市の古代蓮は、約1400年から3000年前のものとされる種子が、昭和46年の工事中に偶然出土し、発芽・開花したものです。長い年月を経て蘇ったその生命力と、力強く咲き誇る姿は、見る者に感動を与えます。
私も夢中でシャッターを切り、その一瞬一瞬を写真に収めました。早朝の澄んだ空気の中で、古代のロマンを感じながら蓮の花を愛でる時間は、まさに至福のひとときでした。
今年の夏は、ぜひ行田市の古代蓮の里で、悠久の時を超えて咲く蓮の美しさと、日本の夏の風情を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
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